ある一つのストアマネジメントの法則【続編3】
こんばんは!
本日の成功日記は、前回からの続編にあたる③について共有する。
①掲げる目標は高いべき
②目標に対しての定量と定性を定める
③嫌な仕事は自ら引き受ける
④コミュニケーションによる引き寄せの法則
⑤利他を軸にした結果自分へのベネフィット還元
①と②は下記のURLから是非ご覧になってください。
①掲げる目標は高いべき
https://cobychannel.hateblo.jp/entry/2020/04/15/000342
②目標に対しての定量と定性を定める
https://cobychannel.hateblo.jp/entry/2020/04/16/190226
さて、③の嫌な仕事は自ら引き受けるということでこれも私の持論で進める。
これを最初に気付いたのは、22歳のとき。
とある喫茶店で働いていた時のことだが、私はアルバイトとして中間の仕事が出来る位置でも出来ない位置でもないようなポジションであった。
そんな時、当時の上席店長がアルバイトの私にこう命じた。
「トイレがきたねー。飲食店でトイレが汚いとかありえねー。掃除毎日しろ。」
当時はなんで俺が?と思った。
リーダーもいたし、店長も居たのになんで俺が?って当時思うわけだ。
しかし、愚直にもトイレ掃除をやってみたが、1人VSお客様のご利用頻度が圧倒的に多過ぎて綺麗になってもキープが出来ないというループ。
上席店長が言う。
「おい、掃除してんのかよ。言われたことも出来ねーのかよ。」
流石に腹が立ったが、当時私は傍で個人事業主としてカフェに来るお客様へ営業をし、販売をしていたこともあり、お客様へ相談したことがあった。(今考えればアルバイトをしながらお客様へ営業を掛けるなんていいのかと思うが)
カフェへ来るお客様は神田駅ということもあり、ビジネスマンしかいないこともあり、私は学びしかない空間にいた。
その際、助言を頂いた。
「なぜ、店長やリーダーでなく君に言うのか。それはポジティブに捉えるならば君がここで営業をし、お客様との連携を図れるすなわち情報をお客様目線が一番誰よりもわかるからではないのか?」
続けて「骨があるからこそ厳しく、嫌な仕事を与えてそれを自らの考えでどう周りを巻き込むのかを託していると思えば期待に応えてやろうと思わないか?」
私はポジティブにノッて職場のメンバー(よく話に出てくるECサイト運営社長のKさんとYouTuberのHさん(https://cobychannel.hateblo.jp/entry/2020/03/10/010940)にトイレ掃除を工夫して給料を上げてもらおうと話した。
彼らの出会いはこのカフェだ。当時は3名全員がフリーターであった。
そこでトイレ掃除の当番周知、グラフィックによる一歩前へというPOPをThe Beatlesで表現し、お客様への周知をしていった。
ここでトイレをご利用されるお客様の声や、スタッフ全員でトイレを綺麗に保つようにしてもらった。
上席店長は結局褒めてくれることもなく、給料を上げてくれることもなかった。
私は今だにお食事の席にてお会いすることもあり関係が続いている。
当時の話を聞いた時、お客様が仰っていたことが見事的中していた。
あのカフェの仕組みを壊してくれることの期待と個人事業主として営業を掛けていたことも全て知っていたらしい。
だから人一倍厳しく一番やりたくないことを私に依頼した。これから個人事業主として自分の生活をしていく中、社会人としての厳しさを社会に出てないままよりも上席店長が少しでもその厳しさや、理不尽さを学ばせたかった。と。(今思えばパワハラかもしれない)
上席店長は現在もそのカフェ会社(大手)のエリアマネージャーとして活躍をされている。
私は感謝している。あのときから私の中で誰もやりたくないことにも率先してやれること。誰も手を上げないことをやってみること。
まず素直に自分が経験し、他人に押し付けないこと。
それを学んだ。だからこそそれが、その後も生き続けた。
後輩の失敗は先輩の責任(部下の失敗は上司の責任)と言うが、実際先輩(上司)が責任をかぶる人は多くない気がする。
他人のミスをなぜ自分が被るのかと。
そうではなく、ミスして覚えることや、どんなに辛いことがあっても一緒に怒られること。
責任の取り方は人それぞれだが、私はそう思う。
だから私も人は見極めていくが、基本汚れ仕事を覚えさせて成長させることも多々ある。
自己ではなく利他を強く思い、嫌なポジションこそに何かプラスで返ってくることはあるのかもしれない。
その後カフェのトイレ掃除は私が辞めるまでどんなにメンバーが変わっても続けられて、お客様からもトイレが快適であるとお褒めの言葉を頂くことが出来た。そして営業が上手くいったことは事実。
今日は過去の話を掘り返したが、実際まだまだ共有出来ることは多いが、今日の共有は上記のカフェでの出来事をお話しした。
嫌なポジションを立候補する勇気と行動。
それを嫌々ではなく、何か別の感情で取り組むこと。
これは自己成長にはかなり良い。
纏めると、誰もやりたくないこと、ポジションを自ら立候補をし、それを機に変えていくことや壊していくことも頭をロジカルにさせ、自己を成長させるということ。
これがストアで生き続けていく。
尚、当時の話なので今は今の合ったやり方を推奨はしたいところだ。
パワハラと言ったカテゴリーに入るかもしれない、またアルバイト中に自分のいわば副業をすることも今ではあり得ないことかもしれない。
しかし、それを見てくれている人や応援してくれる人も中にはいるということ。
まずは、嫌だなと思うポジションに手を上げてやってみることが大事。
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