cobychannel’s blog

成功日記と失敗の引き出しを書いてます

ある一つのストアマネジメントの法則【続編2】

こんばんは!

 

本日は前回のパートに分けてしまった②を紹介します。

 

前回のは下記URLから是非読んでみて下さい。

https://cobychannel.hateblo.jp/entry/2020/04/15/000342

 

①掲げる目標は高いべき

②目標に対しての定量と定性を定める

③嫌な仕事は自ら引き受ける

④コミュニケーションによる引き寄せの法則

⑤利他を軸にした結果自分へのベネフィット還元

 

②目標に対しての定量と定性を定めるについて。

 

これは目標を定めてから2つにセグメントしてアクションプランを考えるところである。

 

定量とは目に見え数字的根拠で示せるKPIを組むことだ。

 

定性とは、それ以外の数字的根拠では示せないことを私は定義付している。

 

早速、定量から話していくが、そもそも目標値がある種のKGIとした場合、自分でそのKGIに対してのKPIを決める必要がある。

 

それを明確化し、アクションを起こす道しるべが定量と定性によるものだと考える。

 

数字的根拠とはKGIをどのような数値化したかによるが、例えば年間総売上をKGIとした場合、上下半期にセグメントし、クォーターで4つに分割し、月次、週次、日別といった形で深掘りをしていく必要がある。

 

KGIに向けて1年計画、上下半期、クォーター、月次、週次、日別にてPDCAを回し、調整をする必要がある。

 

数字は可視化出来、明確化になるので、PDCAによるサイクルと連動しやすい。

 

またPDCAは、課題、取組、対策、前回の結果を抽出し、そこへ記載する内容については必ず3回の自問自答(深掘り)をする必要がある。

 

数字的根拠というくらいなので、曖昧では意味がない。

 

例えば集客面で人がいなかったから。などという薄い内容ではなく、実際人がいないことの想定、人が何故いないのか、どこかは混んでいたのか。市場近辺で何かキャンペーンをしていて流れてないのか、人がいなかった場合のやるべきことはなんだったのか。などなど、自問自答した結果、行き着く答えが出てくるのであれば、それが明確化な理由であり、出て来なければそこをリカバリーする違う視点が必要なのかもしれない。

 

こうやって考えることが大事で反復していく意識が大切だ。

 

定性的根拠は目に見えない数字以外のこととなるとより難しいが、①で話した、VMD展開、グリップ、コミュニケーションなど、直接数字になるのではなく、そのことがきっかけで数字になることという間接的必要なことを指す。

 

これもPDCAにおいて例えばグリップ強化という取組も3回の深掘りをして行うべきである。

 

グリップを5W2Hに置き換え自問自答してみると何をどのようにいつまでにどんなところで強化する必要性があるのかがわかる。

 

このように定量と定性を掛け合わして行くことで、KPIが明確になり、それに従ってKGIへと向かっていく。

 

ときに方向転換だって必要で、このことを実行するのはその本人次第であり、ブラッシュアップし続けるのか、早々と見切りピボットしていくのかもKGI達成の為には必要なことなのではないかと考える。

 

結局のところ、定量も定性も細かくセグメントし、しっかりとしたアクションプランがなければ道筋が見えて来なくなるだろう。

 

計画を立てることは簡単ではない。

 

しかしこの計画こそが、自分のゴール設定を提示出来る一つの方法であるということを共有する。