次の展開
こんばんは!
本日の成功日記は、事業部メンバーの一人、Tくんと事業戦略を考えている時に思い出したことを共有します。
遡ること、9年前私は個人事業としてワイシャツの仕立てとアクセサリーを販売していた時のこと。
恥ずかしながら借金を抱え、閉じるしかなかった時、一人の偉人と出会う。
「プロフェッショナルの流儀」で特集され、フランスに自店を構え世界で活躍しているある人と出会うことが出来た。
この方との最初の出会いは「アゴラ」という雑誌であった。
この雑誌では数ページ世界で活躍する日本人を特集している。
フランスで差別を受けた時もありながら自分の力を本場で試し、フランスのパリにお店を出した偉人テーラーの文章を読んで私は会ってみたいと思った。
その時Facebookがまだ主流ではなかった時代にアプリのメッセンジャーからその方を探し、メッセージした。
今でこそ公式アカウントになってしまったが、当時はプライベートFacebookアカウントだったこともあり、その方から返信が来た。
しばらくやりとりをさせて頂き、私は「パリへ行きますので、少しお時間をください」と話した。
すると「2ヶ月後に東京へ2週間程帰国するからその時に会いましょう。」と返事が来た。
愚直に2ヶ月待ち、遂に会うことが出来た。
見ず知らずの若者に貴重な帰国期間の中で数時間会って頂いたその方に私は心を打たれた。
数時間私は今の事業への想いや未来などを必死で話していた。
その方は「まず借金を返し、本場イタリアで修行に行きなさい」と。
「3年後にイタリアへ行きたい気持ちがあればそれは本物である」
私は制約をしっかりと刻み、3年間で借金を返し、イタリアへ行くお金を貯めてそして、3年きっかりで仕事を辞めた。
イタリアへは結果行くことが出来ず、カナダへ行くことになった。
今でもイタリアへ行く気持ち、もう一度仕立てに携わることを必ずすると決めている。
しかし、カナダへ行ったことで、作るという技術職ではなく経営をすることへ興味があることに気が付いた。
なぜイタリアへ行かなかったかというのは別の機会に。
ここで話したかったことは、もちろん可能性の1つとして、会えない人もいるが、会える人もいる。
自分が会ってみたいという気持ちはやれるだけやってみるべき。
もちろんこれはビジネスにおいてにしておく。
そしてその方が私に会ってくれた気持ちを忘れることなく、いずれイタリアへ行き、仕立てに携わることが出来た時、必ずフランスでその方へお会いし、報告をする。
必死でやるべき。