なんとなく企業に就職した方のなんとなくを明確にする方法【思考の凝らし方3選】
まだまだ残暑が残っていて熱中症も油断できませんね。
こんなことを聞きました。今年は夏でもマスクをしてますが、本来汗をかくと水分が放出されその分水分を摂取する方が多いと思いますが、マスクをしていると脳が水分を摂取したと思い込み脳自体から水分を身体に欲していることを伝達できないみたいです。
1時間に一度は水分を摂取することをお勧めします。
さて、本日はなんとなく企業に就職した方の「なんとなく」を明確化する方法を3選でお伝えしようと思います。
「なんとなく」のままでいいよという方はこのページを閉じてください。
確かになんとなくだよなーとか、少しでも転職やこのままでいいのかなと考えている方は是非読んで頂けたら幸いです。
こんにちは。cobychannelです。
成長と好奇心という2つのテーマでITと自分を掛け合わせて自分のやりたいことを試せるフィールドと力を創ることを私のvisionに、独立採算制の会社で4つの事業を展開しています。
トライ&エラー、メンバーとの1 to 1コーチング、行動し継続することを意識して思考力と創造力を生み出せるよう毎日全力です。
このブログでは成功日記や失敗日記を更新していってます。
さて、結論から書きますと「なんとなく」を明確化する方法は目標を作ることです。
それでは3つに分けて書いていきます。
其一
数字的表記になる定量を定めた目標を決めること
其二
人は簡単に変わらない理由となんとなく企業に就職した思考は同じ
其三
なんとかなる思考からどうにかする思考へ
其一
数字的表記になる定量を定めた目標を決めること
これはシンプルにそのままですが、今の会社で定量を課すことができない仕事はありません。
営業だけではなくどんな仕事にでも数字という表記で表すことができます。
何故数字的根拠が必要なのか。それは自分の生産性と地頭を上げることが自動的にできるからなんです。
実体験をお話しします。
某ファーストフードで私が働いていた時、アイドルタイムという時間が存在しました。
私はその際20分保温しておくことが出来るパティがあったとしましょう。これをストックと呼びます。
私はアイドルタイム時にストックは一切しないことにしてました。アイドルタイムにぼーっとすることもできるんですが、それではつまらないのでクローズ(お店を閉めること)に向けて片づけられる洗い物や普段掃除しない機材の掃除をしながらオーダーが入ったらその場で焼きカウンターが接客をしている間に私はストックしていた保温のパティを使う時間と何ら変わらないスピードでハンバーガーを作って出来立てを提供していました。
心の中でこの時間に出来立てのハンバーガーを食べれるファーストフード(特定有)はここしかないだろうなーというただの自己満に浸っていました。
しかしお客様から実際お声を頂いたこともあります。どの時間に来ても出来立てでスピーディーに提供されるね、このお店は!と言って頂いたとき、私の自己満はその後自分ルールを作ってそのお店はアイドルタイム時そのようなオペレーションが採用されました。
自分で決めたルールがお店のルールとなり採用されることになったのは最初は自分が面白くなるように「なんとなく」始めたことでしたが、それがお店ルールになりCS評価という数字的根拠に表せることとなりました。
ただ暇な時間を過ごしてもいいですが、暇な時間を有意義にする方法は自分ルールを作って黙々とやってみること。自分の中でオーダーが入ったらストックしていてパティをのせるだけの時間とオーダーが入ってからその場でパティを焼き、スピーディーに提供する秒数を私は当時数えてました。これも小さいながら数字で表すことができる定量です。
この時の目標は生産性でした。何時までにクローズまでに使わない機材を片付けられるのが自分にとってベストでその時間を過ぎると帰宅ピークでだいぶロスをすることになると決めていた自分ルールに更に自分ルールを課せることで結果生産性、地頭を付けることができると思って行ってました。
「なんとなく」から少しだけ考えたことで生産性や地頭を付けれるなんて最高なことです。
目標は大きい方がいいという方もいらっしゃいますが、小さくても目標を作ってそれに対して行動していくことで「なんとなく」が意味のある行動に変化していきます。
イキイキとしている人はみんな「なんとなく」ではなく何か目標がある人が多いです。
「なんとなく」が悪いということではなく、ただ成長はないと私は考えます。
其二
人は簡単に変わらない理由となんとなく企業に就職した思考は同じ
「お前は何も変わらないな」と言われた事がある方や言っている上司や友達を見かけたことがある方いるのではないでしょうか?
本当に言われたことが出来ない、やらなければいけないことに対して惰性していた場合は言われた側に問題があるかもしれないですが、これは考え方次第だと思ってます。
言っている側に問題があるときがあります。
言っている側が適材に的を得ていることだと誰もが思うなら言われている側の努力不足だと思いますが、理不尽や言われた側のことを一方的にシカトしてただ言っているだけの場合も考えられます。
言っている側からすると言われている側の本質を見抜けていない要は人なんてのは簡単に変わらないというのは事実でその通りだと思ってます。
それと「なんとなく」がイコールな理由は、自分が意識的に考えて変わろうと思っていないことを無意識に感じていないという所にあります。
自分が変わろうと感じるのは、色々なタイミングがあると思います。
だれかに感銘を受ける、本、スクール、企業など感銘=感じる意識がなければ「なんとなく」ということは変化することはありません。
ある実際起こったことを共有します。
ある店舗で働いていた時、私は当時エリアマネージャー(リーダー)をやっていた時のことです。
当然私も現場に立っていたのですが、ある時あるスタッフから私が常に電話をして一体何しに店舗稼働しているの?という声が上がり当時の店長が私を呼び、ヒアリングしたことがありました。
事情はあったにせよ、そういう声が上がった以上対応しなければなりません。
理由は店舗移動や降格などを考えるからです。
私は店長に1週間だけ時間をもらい、実績を進捗より大幅に上げることと現場に集中することで、私がこの店にいるメリットを行動で示すことをコミットしました。
行動として、サブリーダーにこの1週間どんな事情であれ私への問い合わせはサブリーダーに任せ、事情をメンバーに説明しほかの部署からの電話、本部への報告での状況説明を徹底的に話し、1週間現場稼働にてコミット通り進捗を上回る実績値とその時の店舗メンバー及び店長に1週間の行動を見てもらい、その後事情を説明し今後電話対応をしながらも数字は出していく姿勢を伝えました。
当然、私のことを指摘したメンバーは私が目に付いただけで実績が変わることがなかったこともあり、店長から「彼は君からの指摘で1週間徹底的に行動し有言実行したけど、指摘した君はその後行動をとることもなく数字も変わることがなかったね」
ちなみに指摘してくれた当時のスタッフは今では私に何かあったら相談してくれる間柄です。
上記の補足をするならば、第一に悔しかったことがあります。
サボっていたならまだしも私なりに仕事をしていたつもりが彼にとっては惰性に見えたことが悔しかったんです。
これで私が彼に「お前だってなんもしてないだろう」ということではなく期間を設け私自身の行動を変えた方が効果的且つ、自分の仕事を見つめなおすきっかけにもなるだろうとポジティブに考えたことです。
人を変えるのではなく自分が適用するよう変わることが速い。これは意識的に自分が考えた結果自分が変わる選択を作り出すことができます。
「なんとなく」思っていただけでは何もおこることはないですし、何か起きたとしても気付かないと思います。
だから自分から行動していく意識をしていかなければ「なんとなく」から変化することはあり得ないのです。
其三
なんとかなる思考からどうにかする思考へ
「なんとかなってきた」という方いると思います。
実際なんとなってきたというのは実際はそんなことではなく、どうにかしているといった方が正しいと思います。
当然「運」もあります。しかし、それも何かの拍子に起こったことを自分で掴むことが出来るかどうかでそれがなんとなくということはないんです。
「なんとかなる」と思っている方、今すぐこの考えを停止させ、「どうにかする」思考に変えてください。
「なんとかなる」を使う方は百戦錬磨の経験値がある方だけです。
「なんとかなる」で今より給料が上がることを待つよりも「どうにかして」給料を上げるために自分は何をすることが最大化になるのかを考えるべきです。
あるお店に就任したとき、私は1ヶ月で通常の2倍の数字を出してこいと上司から指令があり、考えた時の出来事を話します。
当時、商店街の中に位置するそのお店は同じような商品を扱っているお店が8店舗程展開しており、うちのお店は月間9台程の実績でした。
2倍ということは18台を出すということで前例がなかったですが、すぐさま私はそこの店長にコミットをしに行きました。
そのお店には店長、ベテランスタッフ1名、中堅スタッフ1名、新人2名、私でした。
基本3名~4名の体制で最初の数日はほとんど素通りでほぼ来客はなかったことを覚えてます。
そんな時、同じマーケットで且つ類似店舗の過去の実績を全て本部に依頼して洗い出しました。
そこから新人2名とは出勤が被った日は1対2で数字の勝負を仕掛けました。
ベテランスタッフ、店長とはコミュニケーションと私を知っていてくれたこともあり、協力的でした。
中堅スタッフは意気投合してリスペクトしてくれたこともあり、店舗の協力体制が2週間経つ頃には出来上がっていました。店長は影響力のある方でしたので、みんなで18台は中途半端だから25台をマストでやるよ!と言ってくれたことも大きく、折り返しには必死でありとあらゆる方法で数字を出していくことになります。
結果、48台という数字で着地しました。
これは紛れもなく全メンバーが協力的な姿勢を1ヶ月続けてくれ、店長がバックアップしてくれたおかげでした。
上記、自慢話ではなく「なんとかなった」のではなく「どうにかする」という気持ちがなければ、18台すら出すことは出来なかっただろう。
任されたからにはマストでやりきる必要があります。
この後、店舗はギネス獲得となり本部でも注目を浴びることとなり、これがきっかけで其二に話したエリアマネージャーとして私は異動することとなりました。
前回の日記に書いた何かのプロフェッショナルになるには、何かの1位を獲ることで新しいフィールドやフェーズが待っています。
だから「なんとかなる」ことは奇跡的にあっても継続できなければ意味もなく「運」は続かないでしょう。
「どうにかする」から「運」が味方に付いてバックアップしてくれることは大いにありますし、「どうにかする」意識を怠らなければ目標にたどり着くことができます。
本日のまとめ
其一では数字的表記になる定量を定めた目標を決めることについて。
- 自分ルールを作って黙々とやってみること。
- 小さくても目標を作ってそれに対して行動していくことで「なんとなく」が意味のある行動に変化する。
其二では人は簡単に変わらない理由となんとなく企業に就職した思考は同じについて。
- 人を変えるのではなく自分が適用するよう変わることで意識的に自分が考えた結果自分が変わる選択を作り出すことができる。
- 自分から行動していく意識をしていかなければ「なんとなく」から変化することはあり得ないのです。
其三ではなんとかなる思考からどうにかする思考へについて。
- 「どうにかする」意識を怠らなければ目標にたどり着くことができる。
- 「どうにかする」意識を付けるためには自ら目標を立て、実行すること。
如何だったでしょうか?
あくまで私が思うお話しですので、これは私の成功、失敗を経験としてお話ししておりますので、少しでもこの事例が参考になれば幸いです。
結局意識という言葉が飛び交いますが、全ての物事は意識にあると思っております。
無意識=「なんとなく」、これは比例しています。
「なんとなく」仕事をしている方、会社がどうとかではなく自分がどうしたいか、他責、他力本願ではなく自分で自分の道を決めてみてはいかがでしょうか?
次回は「やりたいことがない」と思っている方へやりたいことがない方への思考力について共有していきます。